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vol.4 ロープワーク編
代表取締役の吉村が、社員の仕事を現場からレポートします。
入社する前に知っておいて良かった、知っておきたかった。そんな情報をお届けします。
吉村造園株式会社が、どんな会社なのか? どんな仕事内容なのか?
あなたが働きたいと思えるかどうかを確かめてください。
今回のテーマは「高木剪定」。20〜30メートル級の大型木に登り、剪定作業を行う職人たちの仕事に密着します。
大型木の剪定は、1日かけても終わらないこともあります。20〜30メートルの樹木での作業は体力的にも精神的にも厳しいもの。それでも「好きですね」と語る社長の言葉には、この仕事への深い愛情が感じられます。
休憩時間も木の上で過ごすことがあります。上り下りだけで相当なエネルギーを消費するため、可能な限り木上で休憩を取るのが効率的だからです。
20〜30メートル級の木だと、1日かけても終わらないこともある。それでもこの仕事が好きですね。キツいけど、やりがいがある。
— 代表取締役 吉村
木の内部で作業をしていると、外からどう見えているかが分かりにくくなります。剪定は、木の外観を整えながら行う作業です。だからこそ、外部の視点を持ちながら内部で作業するという技術が求められます。
形状を維持しながら適切な枝を選別する判断力——これが身につくまでには時間がかかります。街路樹は形を整えながら維持していく必要があり、「何を切るか」「何を残すか」の判断が常に求められます。
「登れる。でも、切れるとは限らない。」
6メートル程度の樹木でも、1年目では判断が難しい場面が多々あります。登攀技術と剪定判断は別スキルです。木に登れるようになっても、「どこを切るべきか」の判断力は別途習得が必要です。
登攀技術は比較的短期間で身につきますが、剪定の判断力は経験を積み重ねることでしか磨かれません。
剪定には明確な基本原則があります。「忌み枝(いみえだ)」と呼ばれる、木にとって好ましくない枝を識別し、除去することから学びます。
剪定の基本用語
忌み枝(いみえだ):樹形を乱す不要な枝。交差枝、逆さ枝、内向枝などが含まれます。
胴吹き枝:幹や太い枝から直接生える新芽。木のエネルギーを分散させるため、初期段階で除去することが多いです。
剪定の基本原則を学ぶ若手たち
畑中(入社3年目)
入社して最初に教わったのは「胴吹き枝」の処理でした。幹から直接生える新芽を見つけて除去する作業。単純に見えますが、木全体のバランスを考えながら作業する必要があります。
足立(入社3年目)
高木剪定を始めてから5キロ体重が減りました(笑)。でも安全第一。「片手片足ずつ異なる枝に」が鉄則です。常に3点支持を意識して作業しています。
佐藤(入社4年目)
体重を分散させることと安全確保が最優先。最初は忌み枝の識別から始めて、徐々に判断を任されるようになりました。
過度な剪定は、逆効果になることがあります。木は切られると「反発」し、より多くの新芽を出そうとします。これが繰り返されると、樹形が乱れ、管理がさらに難しくなります。
木の生態学的な視点
適度な葉量を保持することが、木のバランス維持につながります。切りすぎは樹勢を弱め、切らなさすぎは樹形を乱す。このバランスを見極めるのが職人の腕の見せどころです。
この原理は人間にも当てはまるかもしれません。押さえつけすぎると反発が生まれる。自然も人も、適度な余裕が大切だという考えが、吉村造園の剪定哲学にはあります。
切れば切るほど、木は反発する。だから「残す」判断も大事なんです。自然も人も、押さえつけると落ち着かない。
— 代表取締役 吉村
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